■ 三大始祖
三大始祖とは、現在のサラブレッドの父系の祖先を可能な限り遡った場合に必ず辿り着く3頭の種牡馬達の事である。

■ ダーレイアラビアン(Darley Arabian 1703)
■ バイアリーターク(Byerley Turk 1679)
■ ゴドルフィンアラビアン(Godolphin Arabian 1724)
参照:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キンツェム
Kincsem

彼女ほど、私の心に響く馬は居ないだろう・・・
オーストラリアのハンガリーに生まれ、貧相な体形から売れ残り「走らない馬」と決め付けられた彼女。
その彼女が今も尚、世界1位の記録を残すとは、夢にも思わなかっただろう。

Kincsem.jpg

私は思う、人間とて同じ「お前は無理だ」と決め付けられる人間こそ、努力と勇気を持つことを忘れなければ成功するチャンスは皆、平等だとキンツェムは教えてくれたような気がする。

デビューから引退までの無敗記録としては、世界記録となる54戦54勝の記録を持つキンツェム。
彼女の辛抱強さこそ、私達人間の学びと思わずにはいられない。
gy_head1.jpg

三大始祖についての説明

三大始祖
現在のサラブレッドの直系父系祖先を可能な限り遡った場合に辿り着く

ダーレイアラビアン(Darley Arabian 1703)

バイアリーターク(Byerley Turk 1679)

ゴドルフィンアラビアン(Godolphin Arabian 1724)

この3頭の種牡馬達の事である。

現在のどのサラブレッドも三大始祖の父系に属している。
例外もあるが原則的に両親ともサラブレッドでなければその仔もサラブレッドとして登録できないため、今後も三大始祖以外のサラブレッドは生まれて来ることがない。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
現在のサラブレッドの血統を父の父そのまた父というふうに遡っていくと、必ず3頭の種牡馬に辿り着く。

例えば日本の歴代三冠馬と1976年の東京優駿(日本ダービー)馬クライムカイザーを例にとると・・・

クライムカイザー

父ヴェンチア→Relic→War Relic→Man o' War→Fair Play→Hastings→Spendthrift→Australian→West Australian→Melbourne→Humphrey Clinker→Comus→Sorcerer→Trumpator→Conductor→Matchem→Cade→Godolphin Arabian(18代前がゴドルフィンアラビアン)




日本競馬史上初の無敗のクラシック三冠を達成した。GI7勝。その戦績から日本競馬史上最強と呼ぶ声も多いシンボリルドルフを例にとると・・・


シンボリルドルフ

父パーソロン→Milesian→My Babu→Djebel→Ambiorix→Tourbillon→Ksar→Bruleur→Chouberski→Gradefeu→Cambyse→Androcles→Dollar→The Flying Dutchman→Bay Middleton→Sultan→Selim→Buzzard→Woodpecker→Herod→Tartar→Partner→Jigg→Byerley Turk(24代前はバイアリーターク)



デビュー以来無敗で2005年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞に勝利し、1994年のナリタブライアン以来11年ぶり史上6頭目、21世紀に入ってからは初めての牡馬クラシック三冠を達成した。なお、デビューから無敗での三冠制覇は1984年のシンボリルドルフ以来21年ぶり史上2頭目の快挙であった。このディープインパクトを例にとると・・・


ディープインパクト

父サンデーサイレンス→Halo→Hail to Reason→Turn-to→Royal Charger→Nearco→Pharos→Phalaris→Polymelus→Cyllene→Bona Vista→Bend Or→Doncaster→Stocckwell→The Beron→Birdcatcher→Sir Hercules→Whalebone→Waxy→Potoooooooo→Eclipse→Marske→Squirt→Bartlet's Childers→Darley Arabianとなり25代遡るとダーレイアラビアンへ辿り着く

他・ナリタブライアン ・ミスターシービー ・シンザン ・セントライトも ダーレイアラビアン


三冠馬の6頭の内、5頭がダーレイアラビアンの直系子孫であることからも分かるように、この3系統の中でもその勢力には大きな隔たりがある。

ダーレイアラビアン(エクリプス系)を父系祖先とする馬、すなわちエクリプス系が全世界のサラブレッドのうち95%をも占めている。


残りはゴドルフィンアラビアン(マッチェム系)が多く、バイアリーターク(ヘロド系)はイギリス、日本、オーストラリアに少数が残るのみとなっている。

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